古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

フユヌの語源、冬の風、冬の気候の全てを表す言葉

「冬の」の沖縄方言は「fu-iwnw=フユヌ」です。この表現に「冬の」気候の特徴を表す「北風」の「風」が含まれて いる事が分かります。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 iwnw フユヌ the wind 冬の風 冷たい ai…

クリの語源、これが欲しいと言う

「これ」が欲しいの「これ」の沖縄方言は「xry=xury=クリ」や「ウリ」です。ウリはクリの省略形だと分かります。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 xry クリ to say と言う Middle Egyptian Dictionary 2018 M…

クス・クスの語源、口を小さく開けて笑う

日本語には「k-ws=クス」クス笑うと言う表現があります。 口を「小さく」「開け」て笑う笑い方でしょう。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 ws 小さく opening 口を 開けて 笑う 小さな small window 窓 ひび割…

壱岐と紀伊の語源、日本海側、西にある島と東、太平洋側にある区域

前に沖縄島の西には「ih=イー」島、伊江島があり、伊平屋島や伊是名島もあると述べ「ih=は、「日」の「ih=入」りを表すと延べました。 長崎県は九州の「西」の区域です。 長崎県に は「ih=壱」岐島があります。当て字が違うだ けで「ih=伊=壱=入」る…

wt を含み人の姿形を表す言葉、アン・チュラサ、美しい

イジュ・ヌ・キ・ヌ ハナヤ 「アン・チュラサ」 サチュイ ワヌン イジュヌグトゥ 「マシラ」 サカナ 「wt=wt-u=美」くしい女性は男性の心に波風を たてるようです。 「人間の心」に与える刺激が「wt」で表されているようです。「an=あん」なに「wt-u= 美…

マ・チャ・ンの語源、巻いた、全ては輪の中、手中

「巻き取る」と、巻かれた物は「輪の中」にいます。 「巻いた」の名護方言を見ると「巻いた物」が「中にある」事が分かります。 「ma-t,a’h=マ・チャ」ンと言います。長い者には「巻かれろ」は、「強い者に仲間に なれ」の意味だと分かります。 アッカド語…

チャーの語源、何時も、時間の継続、断絶の否定

ある時間と、次の時間が同じ状態なら「何時も」同じ状態と言います。病気がちの人は「元気の時間帯」と「病気の時間帯」が、交互にやって来る事に なります。病気に滅多にかからないで「何時も」元気の年寄りには沖縄方言では「t,a’h=チャー」「ガンジュウ…

トゥットゥ・ルーの語源、銅像のように全く動かない人、頭が働かない人

名護方言の「トゥットゥ・ルー」には全く動かない「銅像=twt」と「lu=人」が含まれています。銅像になった人は偉い人ですが 「銅像のように全く動かない、頭が働かない」「人」を「twt-lu=トゥットゥ・ ルー」と呼ぶのは分かり易い表現です。 「twt=像」…

内と外の類義語、この世とあの世、屋内と屋外

内と外を表す言葉には「この世とあの世」があります。家屋を中心に考えると「屋内」と「屋外」があります。 屋内の名護 方言は「y-arrwt=ヤーウチ」です。 「死=四」は「iwty=ユーチ」です。 「主人」の「主」は、「sw=スー」への当て字と推測されます。…

ストゥの語源、外に出された、追放、解雇された

「解雇された」人は、その後は今まで勤めていた会社に来れないです。「swt=swtw=soto=外」に出された人々は一種の追放、即ち「解雇」です。 「swt=外」から「s」を取り去ると「wt=wti=内」になります。「s=否定、逆、反」だと分かります。 ヒエログリ…

ヌマーの語源、今夜は一緒に飲もう

昔の人も今の人も朝から酒を「飲む」 人は「少ない 、殆どいない」でしょう。 例外は病気の人でしょう。 「飲もう」の沖縄方言の、「nma=numa=ヌマー」には「寝る時間帯=nma=夜」が含まれ ている事が分かります。 アッカド語とヒエログリフのアルファベ…

裏切りの語源、一緒に表の方向に行かず、裏の方に行く行動、足切り

日本語の裏「切り=giri」はシュメール語由来の言葉かもしれません。「giri=足」の向う方向が皆と逆の方向、 皆は表、顔が向いている方向に行くのに逆の「裏=背中」の方向に行く人の行動を、「背中=裏」「切り=足の向く方向」と表現すると推測されます。…

新規の語源、まき直し、新たに改変、アラギ、アラキは変化形

同じ意味の11ヵ国の言葉を並べている本を見て、面白い事に気づきました。新規まき直しの 「新規」には、「木=キ=規」の音、即ち「ki=gi」の音と、「alla=新」たに、を合せた「allagi=アラギ=アラキ」が含ま れています。 「新規まき直し」は「新たに…

ヌマの語源、ヌバの変化形、真っ暗闇の夜中、真っ黒

昔の人間は太陽が出ている明るい時間帯は働き「日没後」の、 「夕方から真夜中」の「暗い」時間帯は お家に帰り、「寝る」時間帯だったと、推測されます。 「真っ暗、真っ黒」を表す日本語に「真っ暗=真っ黒 =nubatt=ヌバタ」「マ=間」があります。この…

水に流すの語源、言った「言葉」を「水で流す」の変化形、同義語の並列

日本語には、「水に」流すと言う表現が ありますが、元々の表現は「mdt=miditi=ミヂチ=水で」流すだったと推測されます。その推測が正しいと「言葉=mdt=ミヂチ=水で」「流す=ナガ・フン」は同義語の並列だと分かります。「悪るい」「言葉」で表現した…

泣きを見るの語源、戦いに負けて死ぬ

うれし泣きと言う表現は例外と思われます。「n-aq-i=泣き」を見るのは「負けた」人で、間も無く「死ぬ」人と 思われます。 「悪るい」状態を表す言葉が、「泣き=n-aq-i」、 即ち 「aq= 滅びる、滅亡」を含む言葉です。「果物」が 木から「落ちる」 時期も…

去ぬの語源、過去の出来事、既に起きた事

なぜ「去る」の古い読み方は「inw=去ぬ」なのでしょうか。 「去」の意味は「過ぎ去った」事、「過去の事=既に起きた事」を表している事が分かります。それが分かると「inw=去ぬ」はヒエログリフへの当て字だと分かります。過去の「去=こ」の音読みでは「…

見くびるの語源、物事が起きる可能性、有り得る事の否定

「クピル」と言う言葉は日本語の何に近いでしょうか。そのままでは、似ている言葉は頭に浮かびませんが、 「否定」を表す「m」を前に付けると「m-xpr=m-xbr=mi-xubiru=見くびる」がある事に気づきます。 この ような事は「起り得ない」ないと軽く考える事…

ヒチビーの語源、死者へ奉げ物をする日、シチビ、ヒチューマは変化形

「死者」へ「奉げ物をする日」が、沖縄方言の「htp=htb=hitibi=ヒチビー」と推測されます。 「p=b=m」の変化が あります。 今帰仁方言辞典を見ると、「htp=htm=hituma=ヒチューマ=祝祭日=稲穂祭。 神前に米の穂を供えて感謝の意をあらわす祭の日」…

始末するの語源、神に奉げる生贄、犠牲の類義語

「sma=シマ」ツ、始末の意味は神に奉げる「生贄」、 即ち「犠牲」になる動物などと推測されます。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 smA 犠牲に to sacrifice する、 神に 生贄を 奉げる 殺す to kill Middle E…

豚は汚いの語源、豚と汚い汚物とは同音異義語

豚小屋は毎日毎日水で流して掃除しない と「汚物まみれ」になります。豚を家畜として飼っていた民族の古い言葉では「豚」と「糞、 汚物」は同音異義語」だったと推測されます。 アッカド語、シュメール語とヒエログリフ のアルファベット表記は次の通りです…

切り裂くの語源、屠殺し、切り裂いた後で料理する、豚は家畜の代表

「切り裂く」には本来の意味と別の意味もある ようです。家畜の代表が「豚」と見なすと「屠殺」した後で「切り裂き」料理する「豚」を表す言葉が「切り裂く」の「裂く」と推測されます。 アッカド語、シュメール語とヒエログリフ のアルファベット表記は次の…

医者いらずの語源、豚油を使った料理を食べなさい

「医者」要らずの意味は沖縄方言とシュメール語が分かると簡単に理解できます。 「豚油=ishah=ラード」を使って料理した食べ物、チャンプルーや焼き飯を食べると、「医者いらず」だと分かります。 別の言葉では「ラード=油」が無いと危ない状態を表す「油…

ウヮー・サーの語源、同義語の並列、豚を二つ並べ豚を殺す業者

沖縄方言では「豚」の 「屠殺業者」は豚を表す言葉を二つ並べた言葉である事が分かります。「豚」の沖縄方言は「ウヮー」です。シュメール語では「shah=シャー= 豚」です。 シュメール語とヒエログリフのアルファベット 表記は次の通りです。 シュメール語…

禾、芒の語源、脱穀すると中身と籾殻に分かれる植物

なぜ「禾編」と言う漢字があり稲などに「ngi=nogi=禾=芒」が 含まれているので しょうか。これらの漢字はヒエログリフへの当て字と推測されます。稲は、そのままでは食えないです。「脱穀する」必要があります。 料理する前に籾殻を取り去る必要がありま…

土偶の語源、グソー、あの世に居る人、死人に口なし

なぜ日本には「土偶」があるのでしょうか。この言葉も ヒエログリフ由来の言葉と推測されます。「死人に口なし」と言われています。 あの世の沖縄方言は「gw=グ」ソー です。 「w=m」の対応も良く見られます。 「あの世の人= 死者=死人に口なし=姿も見え…

歯と指の語源、何かをカチミン、掴む器官

なぜ「歯」と「指」の、音読みは同じ「si=シ」でしょうか。 「歯」も「指」も物を咥え、「qatim=カチミ」ン、掴む器官だから同じ音で表されると見なせます。 「指」は「手」の一部です。 手を上手く動かせる人は、「上手い、手腕がある」と表現されます。 …

末永くの語源、両手を揚げ万歳する、祝福の言葉

「shu e=su e=末」長くの「末」は「手を揚げる」事だと分かります。日本人の「万歳」を表す言葉です。「祝福の言葉」だと分かり ます。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 (大文字表記) SHU E 末・ to bless …

握手、手術、運動選手の語源、シュメール語由来の言葉

私たちは「手」の音読みは「shu=シュ」だと知っています。この言葉はシュメール語への当て字だと分かります。 右手の「楔形文字」が「shu」で親指を「真ん中に移動させた形」が漢字の「手」です。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュ…

寿司の語源、指示、司会の類義語、指で握る

日本語の「shusi=susi=寿司」はシュメール語への当て字だと聞くとビックリするでしょう。「寿司」は寿司職人が「手=shu=si=指」で握り作る事が知られています。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 shusi 寿…