古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

入籍の語源、他家に入る、嫁ぐ、結ばれる

Glosbe 辞典に「unite=一つにする=結ぶ」 を入力すると「aq=入る、他家に入る、嫁ぐ、 結婚する」が載っています。「入籍」と言う 表現は、ヒエログリフ由来の表現と言えると 思います。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ…

飛んでの語源、火に入る夏の虫、ネギカモ

鴨がネギを背負って来る、こちらの 都合の良い物を運んで来る、一石二鳥 の状態は「tum de=トゥン・デ=飛ん で」火に入る夏の虫と同じでしょう。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 TUM 飛ん to bring 来る、 …

タヂャーサーの語源、手の施しようがない状態

彼奴は「どうしようもない」「しょうが ない」奴と表現したい時は名護方言では 「ta-dya=タヂャー」ナランと言います。 今帰仁方言辞典を見ると、「ta-dyas,u= ta-dyasa=タヂャーサー」ラヌ と載って います。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通り…

起源の語源、芽は地中から出て来た、ヒエログリフとシュメール語由来

Glosbe 辞典に origin を入力すると「土=田=ta=地球」が出て来ます。 「起源=origin」の「キ=ki=起」はシュメール語では「基=ki==土=地」です。「土から生まれる」事は「生物=植物、草木」などを見ると良く分かります。「腐って=寿命を終えて」…

伊良部と安和・部間の語源、宮古島と名護市の西

宮古島島の「西」に「erabu=irabu=伊良部」 島があり、名護市の「西」の区域に「erabu= erbu=アーブ」マ、安和・部間があります。西 は「日没、太陽が沈む」方向です。 名護方言 では「安和・部間」は一纏めで、アーブー・マ と呼ばれていました。名護市…

烏と晒す、曝すの語源、黒と白、日没と日の出、連想の楽しみ

「ある状態である」事は生きている全ての物を表す言葉と考えられます。日の出を有難いと感じる状態が生物の体を日に「s-arasu=曝す、晒す」事で、「日没、没する、死亡」を表す言葉が、 「k-arasu=枯らす、黒、烏」と推測されます。「曝す」の音読みは「ba…

居なければの語源、中に入り住み着く

古代には、未開の地は、所有権が 確定していなかったでしょう。其処 に誰も「inak-ere’bu=inak-ere’ba= 居なければ」、その土地の「中に入 って行き」住み着いたと推測されま す。アメリカでは先住民が居たのに、 追い払い「侵略した土地の中に住み 着いた…

白ばくれるの語源、白々しい、暴露しない態度

「白ばくれる」には先ほど述べた「暴露」 の「bax=明るくなる、明るみに出る、白状、 自白する」が含まれています。同義語の並列 だと分かります。「暴く」の逆、「暴かれる」 のを認めない態度でしょう。 ヒエログリフとアッカド語のアルファベット 表記は…

バクの語源、白い、目立つ、浴びる、被る

前に「白地に赤く」の「白地」は「baxt=目の白い部分」への当て字を「しろぢ」と読み変えた言葉だと述べました。「目の中の白と黒」は物を区別する分かり易い色です。日光も照っている昼間は良く物が見えます。日が沈み夜になると暗くて黒くなり物が見えな…

ドゥ、クシ、悪しなど悪るい状態を表すヒエログリフ由来の言葉

「悪るい」状態を表す「rough=荒い」 のヒエログリフをGlosbe 辞典で調べて いたら「早く腐る=悪るい=as=asi= 悪し」が「as=早い」状態を表す普通語 の「as=asi=悪し」だけでなくて、沖縄 方言の「dw=ドゥ」グル・サヌ、不憫に 思うや、クシ・ブニ…

ウガー・リ・トゥンの語源、飢えに苦しみ生き続けるのは難しい

飢えで苦しんでいる状態を名護方言 では「u’ug-a=ウガー」リ・トゥンと 言います。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語(大文字表記) U'UG 難しい (to be) 状態 difficult 治り難い obstinate 病気など 頑固なTh…