古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

足軽の語源、下級労働者

日本には「a-sig-a=アシガ」ルと呼ばれた兵士が いました。 軍隊の下っ端の仕事をする事が知られ ています。 シュメール語が分かると、この表現も シュメール語由来の表現と推測されます。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語…

シグの語源、青二才、未だ若い、弱い

アッカド語辞典を見るとアッカド語の「arqutu」に相当する言葉がシュメール語の「sig」です。「青い」には「若い、弱い」 意味などがある事も分かります。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 (大文字表記) SIG …

ヤキトゥ・ンの語源、木が焼け黒い、青々と茂っている状態の否定

「arqutu=青々としている」状態の意味が分かると その否定が木が 「焼けて」「真っ黒」になっている状態です。焼けているの名護方言には、「緑がない」状態を表す言葉が含まれている事が分かります。「y-arqitu= 焼キトゥ」ンと言います。 アッカド語のア…

マキトゥ・ンの語源、隣の芝生、若々しさの勝負は青々と茂った草木

体力の勝負を「若々しさ」で表すと「草木の青さ」で比較する事になるでしょう。「隣の芝生は青い」なら隣に「負けている」事が分かります。隣に「負けている」の名護方言は「m-arqitu=マキトゥ」ンです。「青々と茂った」状態を 「m」 で否定している事が分…

カーキトゥ・ンの語源、木に水をやらない状態、喉が渇いている

木に「水をやらない」状態に例えた表現が名護方言の「k-arqitu=カーキトゥ」ンだと分かります。木に水をやらないと、青々と していた葉が見られなくなり枯れてしまう でしょう。喉が渇いているという人に水を やらないと死んでしまいます。「青々と茂ってい…

荒くの語源、青葉のように若々しい

良い状態を表す「arraqu=若々しい」 状態への当て字に「荒く=荒々しい」を使った為に「荒く」には「悪るい」 印象を持ってしまいますが、元々の意味は「若くて新鮮」の意味がある事が分かります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカ…

枯リクトゥの語源、水が不足で緑が無くなる、緑の否定、枯死する状態

「枯れるから」の名護方言は「k-arqutu=枯リクトゥ」です。アッカド語が分かると「緑」がある状態の「否定」が「枯リクトゥ」だと分かります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 arqutu 青い、 greenness 新鮮、 fr…

嫉妬の色は何色、ウラゴーサ、隣の芝生は青い、青白い、黄緑

嫉妬の色は何色でしょうか。首里方言とアッカド語が分かると「ウラゴーサ」と同じ色、青白い色、隣の芝生の色は「青い、黄緑」だと分かります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 (w)ara'qu(m) 青白く to become な…

ウラギン・マダラメイガの語源、ウラゴーサ、銀髪、青白い顔、裏切り

沖縄には「マッコー」と言う灌木が あります。 小さな棘があり白い花が咲き ます。 普通語では「ハリツルマサキ」です。この木の葉を 「食餌」とする、蛾の名前が「ウラギン」マダラメイガで、「翅の後」の色が「銀色に光って」います。 アッカド語のアルフ…

ウラ・ゴーサの語源、メーゴーサーの逆、殴られた人の顔、青白い

間も無く、私は75歳になりますが今まで、一度も 「ウラゴーサー」と言う方言を聞いた事は無いです。首里那覇 方言辞典を見て初めてウラゴーサーと言う表現がある事に気づきました。裏に関係がある今帰仁方言には「ウラーゲー シ、ウラーゲースン、ウラーゲ…

メーゴーサーの語源、殴られて、赤く腫れ黒くなる

あいつは「いけ好かない事をやる」 「殴ってやれ」と言う時に、「前頭部」を「殴れ」の沖縄方言は、「前=メー」 「ゴーサー=叩く事」「せよ=シェー」と言います。この方言は子供の頃は良く使っていました。メーゴーサーは今帰仁方言辞典にも載っています…

会えればの語源、願いが叶う事が確実なら行く

なぜ「会う」の後に「ere」を付け、会「えれ=ere」ばと表現するのでしょうか。 その表現の中に、もし我が「ere=行く」と確実に「会って」くれる意味が含まれていると推測されます。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日…

俄然の語源、我に関する言葉、自分が急に何かをしようとする

どうして「俄然」に「我=私」と同じ部首の漢字が含まれている のでしょうか。 「自分=我」の事を述べている言葉が「俄然」と いう言葉でしょう。何処かへ行くと言う事は我が「行く=gyen」 事だと分かります。「俄=gyen=我が行く=然」だと分かり ます。…

ゲレンの語源、天邪鬼、皆が進む方向と逆、皆が行く時は帰える人

「行く」 含む沖縄方言に「g-ere=ゲレ」ンがあります。この表現は、シュメール語由来の言葉と分かります。「ere= 行く」を「g」で否定した言葉が「g-ere=ゲレ」ンです。 皆と進む方向が「逆」の人です。一種の天邪鬼だと分かります。 シュメール語のア…

蚊帳の外の語源、好敵手、殺める相手、敵ではない

「aya=交差する、入り交じる」事は「刺し違える=aya= 殺」める相手です。そういう相手ではない、好敵手、殺める 相手、敵ではない」状態を表す言葉が「k-aya=蚊帳」の外だと分かります。 アッカド語、シュメール語とヒエログリフのアルファベット 表記は…

ガーエーの語源、我の争い、闘争、喧嘩、オーエーの一種

沖縄方言の語尾の「エー」は「争い」を表す言葉です。 喧嘩は名護方言では「オーエー」です。 ガーエー は、「自分=我」が強い と 「争う」事だと分かります。シュメール語を学ぶと「gyae =ガーエー=我」だと分かります。 シュメール語のアルファベット表…

謝まるの語源、殺すぞと言われ善悪に関係無く泣いて許してくれと言う

「勝てば官軍」と言う表現があります。善悪に関係なく官軍の言う通りにしないと「殺される」恐れがあります。そういう時には「nau=泣く」泣く官軍の言う事を聞く必要があります。 「aya=殺」めるぞと言われたなら、善悪に関係なく「aya=謝」まる 必要があ…

子が泣くとあやすの語源、アッカド語とシュメール語由来の言葉

「子供」が「naqu=泣く」と、親は子を「aya=あや」す と述べました。 シュメール語の「aya=泣く」に相当する アッカド語が日本語と同じ「naqu=泣く」である事を知る とビックリするでしょう。 アッカド語、シュメール語とヒエログリフのアルファベット …

言葉の綾の語源、独り言なら気にせず、相手がいる時には気を付けよ

「aya=綾」には「入り交じった」意味があります ので「相手」がいる事が分かります。 独り言の時には言葉の「aya=綾」など気にする事は無いです。 話し相手がいる時に必要な事が 言葉の「aya=綾」には気をつけろになります。 アッカド語、シュメール語と…

片やの語源の語源、試合、闘いの関連用語、相撲の呼び出し

「aya=あや」の含まれている言葉に「aya=殺」す があると述べました。二人以上居ないと「殺し合い」は出来ないです。勝負の世界で使われる事は「相撲の呼び出し」では、「kat-aya=片や」が使われている事でも分かります。 アッカド語、シュメール語とヒエ…

泣くの語源、笑いを噛み殺す、殺める、あやすと同じ

なぜ日本には「笑い」を「噛み殺す」と言う表現があるのでしょうか。この表現は シュメール語由来の表現と推測されます。 「苦虫を噛み潰す」も同じ意味だと分かり ます。 アッカド語、シュメール語とヒエログリフのアルファベット 表記は次の通りです。 ア…

生憎の語源、漢字では多少と同じ構造、憎い、良くない

「生憎」を当て字の意味だけを見て判断すると「多少」と同じ構造で後ろの「憎い= 悪るい」意味だと分かります。では、元々の読み方と言われている「aya=アヤ」の意味を調べてみましょう。 「aya=アヤ」にも「悪るい」意味がある事が分かります。 人を「殺…

安閑としておれないの語源、命が危ない状態

生まれて一歳の誕生日を祝う沖縄方言には古代エジプトの王様のツタンカーメン と同じ言葉「t-anx-a=タンカー」が含まれ ていると述べた事があります。安閑として おれないの「anx-a=アンカ」「カン=ka n」 安閑にも「anx =命」が「危ない=失われ た=見…

ヤクルトの語源、アッカド語やヘブル語由来の言葉

乳酸菌飲料の「ヤクルト」はエスペラント由来の言葉だそうですです。エスペラントを考案した人たちが、ヘブル語と同じ祖語から派生した言葉である、アッカド語も利用した と推測されます。 アッカド語とヒエログリフのアルファベット 表記は次の通りです。 …

焼クル・スルの語源、肉は焼けば良い

米は水と米を鍋に入れて炊きますが肉は「焼き」ます。 「焼けば良い」の名護方言は「y-akullyu=焼クル」スル です。 アッカド語とヒエログリフのアルファベット 表記は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 ヒエログリフ(H) aqw (H) 降る前の a body 天に…

蒔クル・スルの語源、来年も米を食いたければ、種籾を蒔くと良い

穀物は全てを食い尽してはいけないです。種籾は貯蔵します。 来年も米を食いたいと思うならば種籾を蒔けば良い事が分かります。 名護方言では「m-akullyu=蒔クル」スルと言います。 アッカド語とヒエログリフのアルファベット 表記は次の通りです。 アッカ…

餌づくの語源、こちらが与えた餌に食い付き懐く

「具=gu=ku=食」うの変化が分かると「e zu gu=e zu ku=餌づく」の意味は自分が与えた「餌」に「家畜、 犬や猫が懐く」事が分かります。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 (大文字表記) ZU GU 噛む to che…

津軽の語源?、海峡の下は口を開けたまま、何時でも食える準備

「zu gu=食う=噛む」の語尾の「u」を「a」に変える と「zu ga=ツガ」「ル=du」になります。「ru=du」の変化は沖縄方言では普通に見られる変化です。 口を開けたままだが未だ「具=食い物」が口の中に入っていない状態で「口」を開けたままの形が津軽 海…

口を噤むの語源、嫌いな物は食わない

「zu gu=噛む」の意味が分かると口を「zu gu=噤」「む=mu=m=否定」は「口」を 閉じ、 食い物を口に入れない事が原義だと分かります。 シュメール語とヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 (大文字表記) ヒエロ…

具の関連用語、具の関連用語、口の中に入れ、歯で噛む物

汁の中に入っている「食べ物」は「gu=具」と言います。 「具=グ」は「ク=食」う物だと分かります。 「gu=ku」 の変化が分かります。「食う」の元々の表現は沖縄方言 と同じように「噛ム」ンだったと推測されます。 シュメール語のアルファベット表記 は…