古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-04-29から1日間の記事一覧

足軽の語源、下級労働者

日本には「a-sig-a=アシガ」ルと呼ばれた兵士が いました。 軍隊の下っ端の仕事をする事が知られ ています。 シュメール語が分かると、この表現も シュメール語由来の表現と推測されます。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語…

シグの語源、青二才、未だ若い、弱い

アッカド語辞典を見るとアッカド語の「arqutu」に相当する言葉がシュメール語の「sig」です。「青い」には「若い、弱い」 意味などがある事も分かります。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 (大文字表記) SIG …

ヤキトゥ・ンの語源、木が焼け黒い、青々と茂っている状態の否定

「arqutu=青々としている」状態の意味が分かると その否定が木が 「焼けて」「真っ黒」になっている状態です。焼けているの名護方言には、「緑がない」状態を表す言葉が含まれている事が分かります。「y-arqitu= 焼キトゥ」ンと言います。 アッカド語のア…

マキトゥ・ンの語源、隣の芝生、若々しさの勝負は青々と茂った草木

体力の勝負を「若々しさ」で表すと「草木の青さ」で比較する事になるでしょう。「隣の芝生は青い」なら隣に「負けている」事が分かります。隣に「負けている」の名護方言は「m-arqitu=マキトゥ」ンです。「青々と茂った」状態を 「m」 で否定している事が分…

カーキトゥ・ンの語源、木に水をやらない状態、喉が渇いている

木に「水をやらない」状態に例えた表現が名護方言の「k-arqitu=カーキトゥ」ンだと分かります。木に水をやらないと、青々と していた葉が見られなくなり枯れてしまう でしょう。喉が渇いているという人に水を やらないと死んでしまいます。「青々と茂ってい…

荒くの語源、青葉のように若々しい

良い状態を表す「arraqu=若々しい」 状態への当て字に「荒く=荒々しい」を使った為に「荒く」には「悪るい」 印象を持ってしまいますが、元々の意味は「若くて新鮮」の意味がある事が分かります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカ…

枯リクトゥの語源、水が不足で緑が無くなる、緑の否定、枯死する状態

「枯れるから」の名護方言は「k-arqutu=枯リクトゥ」です。アッカド語が分かると「緑」がある状態の「否定」が「枯リクトゥ」だと分かります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 arqutu 青い、 greenness 新鮮、 fr…

嫉妬の色は何色、ウラゴーサ、隣の芝生は青い、青白い、黄緑

嫉妬の色は何色でしょうか。首里方言とアッカド語が分かると「ウラゴーサ」と同じ色、青白い色、隣の芝生の色は「青い、黄緑」だと分かります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 (w)ara'qu(m) 青白く to become な…

ウラギン・マダラメイガの語源、ウラゴーサ、銀髪、青白い顔、裏切り

沖縄には「マッコー」と言う灌木が あります。 小さな棘があり白い花が咲き ます。 普通語では「ハリツルマサキ」です。この木の葉を 「食餌」とする、蛾の名前が「ウラギン」マダラメイガで、「翅の後」の色が「銀色に光って」います。 アッカド語のアルフ…

ウラ・ゴーサの語源、メーゴーサーの逆、殴られた人の顔、青白い

間も無く、私は75歳になりますが今まで、一度も 「ウラゴーサー」と言う方言を聞いた事は無いです。首里那覇 方言辞典を見て初めてウラゴーサーと言う表現がある事に気づきました。裏に関係がある今帰仁方言には「ウラーゲー シ、ウラーゲースン、ウラーゲ…

メーゴーサーの語源、殴られて、赤く腫れ黒くなる

あいつは「いけ好かない事をやる」 「殴ってやれ」と言う時に、「前頭部」を「殴れ」の沖縄方言は、「前=メー」 「ゴーサー=叩く事」「せよ=シェー」と言います。この方言は子供の頃は良く使っていました。メーゴーサーは今帰仁方言辞典にも載っています…

会えればの語源、願いが叶う事が確実なら行く

なぜ「会う」の後に「ere」を付け、会「えれ=ere」ばと表現するのでしょうか。 その表現の中に、もし我が「ere=行く」と確実に「会って」くれる意味が含まれていると推測されます。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日…