古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

一糸乱れぬの語源、シーサーは秩序を保つ

 一糸乱れぬに「si=糸」が含まれているのは
何故でしょうか。「シーサー」の「si」と関係が
あると推測されます。病いを齎すなど「秩序を
乱す者が来ると、「sisa-tu=刺殺」する意味
が「sis-a=シーサー」にはあると述べました。
「一糸乱れぬ」にも「si」が含まれる他の言語
があると推測されます。「手」と「角=si=歯、
刃」で余分な物を「切り揃える」意味があると
推測されます。



 シュメール語のフアルファベット表記
 は次の通りです。



 シュメール語  日本語    英語  
(大文字表記)


 SHU SI SA    一糸    to put
          乱れぬ   in order
          秩序を
          保つ
 


 SHU       シュ、    hand


          手


 SI         角、     horn

          歯、
          
          刃物

          突き刺す
          道具

 SA        切り    equal
          揃えた
          状態




The Pennsylvania
Sumerian Dictionary