古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

イジ・ンの語源、火が出る、出るの原義は火、煙、雲

  アッカド語の「ジ=gi=火に含まれている音」は
シュメール語では、「ジ=zi=火に含まれている音」
に変化するようです。「izi=イジ」ン、出るの原義は
「izi=火」が「イジン=出る」事だと推測されます。
「出=出る」が「iz」の音を含む事は、「izu=出」雲
でも分かります。 「雲=煙」と見なすと 「出雲」に
含まれている音の 「izu=出」も、「火=煙」の関連
用語と推測されます。

 

 


 シュメール語とアッカド語のアルファベット
 表記は次の通りです。

 


 シュメール語  日本語    英語  
(大文字表記)
 アッカド語

 

 IZI        火     fire

 


 IZI DAB    灯り    light

 

 

 gi'ru       火が付け   fire
 ittanpah    られた     was ignited    
 

 
          火ヌ・カン、  fire god

          火の神

 


 lisha'n    舌端、   a tongue
 girri      火の舌、 of fire

          炎の
          先端

 

 

 ina gi'ri      火で     I burnt
 aqmu       悪夢      with fire
           を見た、


           火傷
           をした

 

 gi'ru       火が付け   fire
 ittanpah    られた     was ignited    
 

 
          火ヌ・カン、  fire god

          火の神

 

 

The Pennsylvania
Sumerian Dictionary

 


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France