古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

サニの語源、同じ生物を繰り返し生む元となる物、種、さね

  「種」の沖縄方言は「サニ」です。種の読み方には「さね」
もあります。「実=さね=種」です。  君も私と一緒に、この
遊びを「しないか」の首里方言は、「shanyu=sany=サニ」
です。「する=スン」の否定形の「san=サン」の後に「y」を
付けて「sany=しないか」の意味になっています。名護方言
では、「サン・ナー」ですので、この首里方言を最初に聞いた
時には珍しい表現だと思っていましたが今帰仁方言を見ると

「スン・シミルン」の後に付けて「ンニ=nni=ny=しないか」
と説明されています。

 

 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。

 

 アッカド語    日本語     英語


 shanyu     サニ     to do twice

 

            二度      to do for
            する      a second time

 

            又する     to do again
           (同じ事を)

 

            繰り返す   to repeat

 


 shina    二つ、        two


         二人、

          売り手
          と買手


          往復

          繰り返す

 

          男性名詞      masculine


 shittu     女性名詞     feminine
           は室、

           正室

           側室

 
 ana       二つに      divided
 shina      分ける       in two


 adi        二度       twice
 shina

 

 

 shina'     帰りしな・   two
          に、

          行きしな・
          に


          良しな・
          に、

          二者択一
          で良い方
          を選ぶ事
          を望む


          シナ・
          フンドー


          死なす、
          殺すぞ
         


          二つ目の
          世の中、
          あの世
          に送るぞ、

          強い人が
          弱い人に
          言う言葉

         二人、

          売り手
          と買手

 

 shin     値段を       to double
 shi'mishu  二倍に       his price
          上げる

 


 i'na'      両目    eyes
          複数       (dual)


          両目の
          沖縄方言は


          ミン・タマー、

          目が大き
          な人


           ウフ・ィナー、

          大きな物
          を見た時
          の感嘆を
          表す
          沖縄方言

 


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France