古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-06-01から1日間の記事一覧

戦はずの語源、戦場で敵が見えなかった時、目の関連用語

「戦う」の古語は「戦ふ」です。「戦い」は「戦ひ」です。 「戦わず」は「戦はず」である事が分かります。戦「はず=haz」の中に「haz=目」が含まれている事が分かります。 「tataka=タタカ」の音は「目にする=見える」状態を、否定して いる事が分かりま…

井の中の蛙の語源、目にする所は井の中だけ

「haz=はず=目」の意味が分かると「井の中の蛙」の意味も歴然となります。 井の中の「蛙」は井戸の中の「qaa=水」だけ知っていて「大海の水、海水、潮= 沢山の水」を知らない事が分かります。 前に何度も述べましたが「朝」の音読み の「ちょう」を知っ…

会はずの語源、目にする事は適わなかった、目の関連用語

「会わず」の古語は「a-haz=会はず」です。 この表現は「haz=目にする」状態を「a」で 「否定」している表現だと分かります。 シュメール語とヒエログリフのアルファベット 表記は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 (大文字表記) ヒエログリフ a …

筈の語源、見ただろう、確認しただろう、目の関連用語

沖縄方言では 「haz=筈」を良く使います。そうだと「思う」時に使います。見ただろう、 良い気持ちだろうなどは、見た「筈」、良い「筈」などと言います。 これらの表現は シュメール語の「目にする、 目撃」と関係があると思われます。 シュメール語のアル…

キーヌ・イーラットゥンの語源、イスノキで囲まれている、屋敷の境

沖縄の古い屋敷を見ると、「周囲」に「イスノキ=ユシギ」が植えられています。 「木が植えられている」の名護方言は「kinh=ki'nh=キーヌ」「イーラットゥン= 植えられている」です。この表現も、「ミーヌ=目の」上に ある「眉」と同じようにヒエログリ…

ミーヌの語源、目の上にある物、眉、ヒエログリフ由来の言葉

「目」は「二つ」あります。目の上のたん瘤は「たん=単=一つ」だけでしょう。「min=二つ」も「m-inh=mi'nh=ミー=目の」上にある物は「inh=眉」でしょう。「目の」を表す沖縄方言は「m-inh=mi'nh=ミーヌ」です。 ヒエログリフ、アッカド語とシュメー…

ヌクス・ンの語源、仕事をやり残す、悪るい事

仕事を最後までやり遂げないで、やり「残す」事は「悪るい」事です。 土俵入りの「iri=入り」は仕事を する事ですので、後ろに「nhw=nxw=nuxw=ヌク」スンとつけると「仕事をやり残す」になります。沖縄 方言では「h=x=k」の変化は良く見られます。 ヒ…

ぶんだ・くるの語源、相手を酷い目に遭わせる

日本語では「bnd=bunda=ぶんだ」くる状態は相手を「酷い目に遭わす」事で受け身の「ぶんだくられる」は「酷い目に遭わされる」 事です。この表現もヒエログリフ由来の言葉と分かります。「b=f」の変化は良く見られます。 ヒエログリフのアルファベット表…

微に入り細を穿つの語源、穿った聞き方をして他人を傷つける

「穿つ」は穴を開ける事です。相手の心に小さな穴を開けるのは「悪るい」事です。「悪=bini=微に」入り、細を穿つ聞き方は相手の心に嫌な思いをさせる事が分かります。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 bini …

ビンタと貧乏の語源、どちらも心が痛む現象

面白くない事はどういう時でしょうか。自分より強い者に「bint=ビンタ」を「hr=張ら」れ「ib=心」が痛む時ではないでしょうか。若い時には気になら なくても歳をとってからの「bin=貧」乏は心が痛む事になりそうです。 ヒエログリフのアルファベット表記…

首にするの語源、酷い状態に陥れる、ヒエログリフ由来の言葉

「首を切る」ではなくて何故「ku-bini= 首に」すると表現するのでしょうか。 何かをする事は「切る」事とは 無関係です。 「首」は当て字だと考えると疑問が氷解し ます。「悪」を表す「bini」の前に「首ったけ」の「首」をくっ付けた言葉だと分かります。 …

帯に短しの語源、条件を満たさない悪るい状態

なぜ「w-bini=o-bini=帯に」「短し」と表現する のでしょうか。 この表現は「bini=短い、十分な長さではない」を含む言葉だと推測されます。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 bini 帯に badly 短し、 悪るい…