古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

ウチカビの語源、あの世への旅に燃やす紙

     あの世に「逝く」事を「tab=tabi=旅」立ち
と表現します。それが分かると、あの世に旅立つ
人の為に何かを「燃やす」習慣がある所は、古代
メソポタミアとの繋がりが深い事が分かります。
沖縄では、お盆の最後の「送り火」をする日に紙
を「燃やす」習慣があります。その紙はウチ・カビ
と呼ばれています。

 

 シュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。

 

 シュメール語  日本語  英語
(大文字表記)


 
 TAB       燃やす    to burn


           火         fire


           赤く        to dye
           染める      (red)


           焼きを       to brand
           入れる

 

           赤く        mark
           焼いた印

 

 


The Pennsylvania
Sumerian Dictionary