古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

比謝橋の語源、南と北を橋渡しする橋、膝や肘の役目

 うらむ ひじゃばしや なさきねんひとぬ

 わんわたさとうむてぃ かきてぃうちぇら

 

 恨む 比謝橋や 情きねん人ぬ 

 我身渡さと思てィ 掛きてィうちぇら

 

    女流歌人 吉屋チルーの歌


 なぜ、嘉手納町読谷村にかかる「橋」を
「pd=hd=hidya=比謝」橋と言うのか、その
理由も「橋渡しをする=pd=hd=手足を伸ば
した状態」の意味が分かると、成る程ピッタリ
の名前だと気づきます。「p=h」の変化は普通
に見られます。

 

 ヒエログリフのアルファベット表記
 は次の通りです。

 

 ヒエログリフ  日本語    英語

 

 pD       伸ばす     to stretch out
         (膝を)

 

 pD       広い       (be) wide
         (大きな
          開脚)

 


 pAD       膝頭     kneecap

 


 pAd       膝       knee

 

 pAd       膝を     to kneel
           屈する  
   

           歩く     to walk


           走る     to run

 

 pd        pAd と同じ

 

 


Middle Egyptian Dictionary
2018
Mark Vygus
(15.3 mb)
1694
 722
1692
1693