古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

ニシとヒーム・ガシの語源、日が沈む地域と否定、逆

  ヒエログリフが分かると「東」を表す
言葉の「h-ihm=ヒーン」「ガシ=河岸」
は分かり易い言葉です。「ihm=日没=
日が見えぬ=殴り殺された」状態を否
を表す「h=hi=否定」で否定している
所、日没する所の逆の、「ヒム」ガシ、
「東」です。「ガ=の」で「シ」は「s-ih=
日が動き出す=歩き出す」意味もある
ようです。「nis-ih=西」は変化、変り果
てた姿、死、見えぬ状態、日没する所、
でしょう。 「日没」は「一日」を「昼と夜」
に「二分する、分ける」事が分かります。



 ヒエログリフのアルファベット表記
 は次の通りです。



 ヒエログリフ 日本語  英語




 ihm     殴り     striking
        殺す     (to death)




        拘束する   to restrain




        捕虜
        にする


        行動を     to hold back
        妨げる





 nis      分ける     to divide





 iH        イーゴク、   to move


           太陽の
           天空の
           散歩

           散歩の
           始めは
           日の出





           散歩の
           終り、
           否定は
           日没


           囲碁
           石が
           動く
           



           行く        to go
          (何処かへ)   somewhere  








Middle Egyptian Dictionary
2018
Mark Vygus
Book2
1167