古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

バクの語源、漠、曝、爆、暴など範囲の外に飛び散る

   「bahw=baxw=バク」の音は「太陽や花」などの光や
香りが「外に四散」して「周囲に居ても、その様子が分かる」
状態を表すようです。秘密が人々に「曝される」状態は白日
の下に「曝される」とも言います。「曝される」の「曝」の音読
みも「bahw=baxw=曝」です。 「a-bahw=a-baxw=暴く」も
同じ状態です。暴くの受け身が「暴かれる」事です。花も蕾
の時は「香り」は分からないですが「花開く=咲く」と「香り」
が四方八方に広がる事が分かります。「飛び散る」状態に
似ています。

 

 ヒエログリフのアルファベット表記
 は次の通りです。

 

 ヒエログリフ 日本語  英語

 

 baHw       日光が    be flooded
          燦然と    (with rays
          輝く      of sun)


          花の     be flooded
          香りが    (with smell)
          溢れ
          出る 

 


Middle Egyptian Dictionary
2018
Mark Vygus
(15.3 mb)
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