古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-04-26から1日間の記事一覧

帰進の語源、帰って来る、戻って来る

進むの逆が「退く=帰る」です。「足の動きは同じ」です。 方向が違うだけです。「帰る方向に進む=帰進」と言う表現があってもおかしくないでしょう。「帰進=行くの逆=come」になります。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリ…

進行の語源、同義語の並列

進行の「shm=shim=進」もヒエログリフ由来の言葉でしょう。「進=shim=shm=行」だと分かります。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 Sm 進行 to go する 歩く to walk 出発する to set out Middle Egyptian D…

溢れるの語源、外に流れ出る

脳から血が溢れ出る病気が脳溢血です。 「Afr=溢 」れ出る状態は水に熱を加え沸す時に容器の「外に出る」状態と同じです。 脳溢血と言う表現は、水に熱を加え、沸かした状態に例えた言葉と推測されます。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。…

フックラの語源、焼いて膨らんだ、食べられる

穀物を焼くと「buhru=huxxura=フックラ」と「huxra= 膨らむ」事が分かります。米や小麦などの穀物を料理する状態を表す言葉が「膨らむ」状態だと分かります。 直ぐに温かい料理が食べられる状態です。 「蒸す」状態を表す言葉も含まれている事が分かりま…

良い筈の語源、目は舌、口ほど物を言い、目の色で分かる

「目」は「舌=口の中にある器官=口」ほどに物を言いと言う表現があります。 良い筈の「筈」には 「舌=口の中の器官」が含まれている事が分かります。 良い「haz=筈」と言った時には「目は口ほど物を言い」の意味だと推測されます。 シュメール語のアルフ…

見抜けぬの語源、事実・真実を見る目の力・眼力が無い、悪るい

物事を「見抜く」力は「眼力」があると言います。 「眼力、視力」が「悪るい」と「見」ぬ「けぬ=k-e'nu」でしょう。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 mi'nu 数字 number 数字 figure 総量 amount ke'nu (A) 本当、 …

生えずの語源、髭など生まれてから十五年以後、遅い

男の顔に髭が生えるのは生まれてから十四五年かかります。「遅い、ゆっくり」と言えるでしょう。 「h-ezyui=生えず」は「ezyu=早く」を「h」で否定している事が分かります。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 ezyu…

会えずの語源、早く行くの否定、約束の場所にかなり遅れて行った時

「会えず」仕舞いと言う表現があります。どう言う時に「会えず」仕舞いであるかは「ezyu=急いで、早く」行く状態を「a=否定の接頭辞」で否定している事が分かります。かなり「遅れて=早くの否定」行ったので「会えず」仕舞いだった事が分かります。 アッ…