古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-07-01から1日間の記事一覧

ヌ、ウラ・ヌ、ウランの語源、この世にいない、居らぬ、死んだ

「居ない」の名護方言は「ula=ウラ」ンと言います。 「nu=否定」の省略形が「n=否定」ですので、「ula=ウラ」「ヌ=nu」とウランは、同じ意味だと分かります。 生きていても「此処には居ない」意味が現在の名護 方言ですが元々の意味は「この世に居ない…

ダ・マーチ・ャンの語源、騙し討ちした

騙し討ちの、「騙し」の沖縄方言は「騙ち」です。 「si=ti」の変化、「タ行音からサ行音への変化」が分かります。「da-mt=da-mati= 騙チ」には相手を「殺す=討つ」意味が含まれ ている事が分かります。 ヒエログリフ、アッカド語と関連諸語 のアルファベ…

なるようになれの語源、死んでも構わない

どうして「nyaru=naru=なる」」ように「なれ」と言う「やけっぱち」の表現があるのでしょうか。「なる」ように なれは「死んでも良い」意味が語源だと推測されます。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 英語 nyalu なる…

マーチ・ネン、ケー・マーチ・ャンの語源、ヒエログリフ由来の言葉

「mt=死」を表す言葉は沖縄方言では「mt=mati=マーチ」「ネン=nen=nn=存在の否定=いない」と述べ「ke-mati-an=ケマーチャン」と言う表現もあると述べました。 「mt=永眠」を含む言葉はヒエログリフ由来の言葉と見なして良いでしょう。キ・ケマンや…

永眠の語源、一種の眠り、ヒエログリフ由来の表現

Glosbe 辞典に「sleep =眠る」と入力すると「永眠=die=死ぬ」が出て来ます。 ヒエログリフとアッカド語のアルファベット 表記は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 アッカド語(A) mt 死ぬ to die 滅びる to perish 死 death 死んで to be いる dead…