古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

九十九の語源、お前百までわしゃ九十九まで、そうありたい

 天まで「着く物=tukumomo=届く物」は
この地球上には、存在しない事が知られ
ています。 「有り得ない」事を言う時には
「もし=tukum=tukumo=つくも=九十九」
歳まで、生きられたなら私はと、若い時に
は「例え=譬=喩=仮令」話として話題に
上がると思われます。 「天に着く」と言う
事は「死ぬ」事を表しているとも考えられ
ます。「tukum=もし」私が「死んだなら=
tukum=九十九」の意味もあると推測され
ます。日本語には「仮令=tukum=たとえ」
「死んでも=灰になっても」と 言う表現 も
あります。 「仮令」の「仮」は「仮に=if=
tukum=九十九=もし」の意味である事が
分かります。日本には「お前百までわしゃ
九十九まで」、「tukum=もし」生きられた
なら良い事だと言う諺もあります。

 

 シュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。

 

 シュメール語  日本語    英語
(大文字表記)

 

 TUKUM     九十九、    if

 

           出来るなら
           お前百まで
           わしゃ九十九
           まで、長生き
           したい


           チクム、


           付きが
           良くなる、

           もし将来
           良い事が
           起るなら

 

 

           多分そう    perhaps
           なる
           
       

 

 

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Sumerian Dictionary