古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-12-29から1日間の記事一覧

たんまりの語源、僅かな物は見難いが沢山ある物は見易い

「沢山ある物」は見易いです。何処にもあるので簡単に「見る」事が出来ます。その状態を表す言葉は「t-amaru=貯まる」と言います。別の表現では「t-amari=たんまり」あると言います。 アッカド語のアルファベット表記 は次の通りです。 アッカド語 日本語 …

ガンマリの語源、悪ふざけをして物を壊すのは見ていて直ぐに分かる

「悪戯をして」おもちゃを壊すのは子供の頃は誰でもするでしょう。そのような状態を表す名護 方言は「g-amari=ガンマリ」です。この表現の中に、「amaru=見て」いて分かるが含まれて いる事に気づきます。ガンマリは首里方言辞典にも載っていますが、今帰…

天を仰ぐの語源、持ち物が消え去り何も出来ぬ状態

貧乏人は収入が少なく、お金が直ぐに「ten=消え去る」状態を経験する場合が多いでしょう。 詰り「ten=天」を仰ぐ場合が多いでしょう。色々な物が「無い=消え去り」「手の施しようが無い状態」を表す言葉が「ten=天」を仰ぐ状態です。 親や子を「亡くした…

当て逃げの語源、見えぬ状態を表す同義語の並列、悪を成し消え去る

当て逃げの「a-ten-i=当て逃」には「消え去る=見えなくなる= 逃亡」が含まれています。「悪る い」事をして「消え去る=ten= 見えなくなる=逃亡する」の意味が「当て逃げ」には含まれている事が分かります。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通…