古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

カタ・ツムリ、カタ・ブイ、片思いの語源、蝸牛、ギュッと袖を絞ると同じ

   見せばやな 雄島のあまの

      袖だにも

   濡れにぞ濡れし 色は変はらず

 


   カタ・ツムリへの当て字の「蝸牛」の「牛=
ギュウ」には「雨=水=涙=絞る」など「水」の
関連用語が含まれていると述べました。 沖縄
方言では、「カタ」も「雨水」に関係があります。
太陽が見え日が射しているのに「カタ=片」方
では「雨」が降っている状態を「雨=カタ」「ブイ
=降り」と言います。 カタ・ツムリの「カタ」と
同じ意味だと分かります。 失恋をしたら「涙」
を「流す」でしょう。「片思い」の「片」は「涙」を
表すと推測されます。 百人一首を見ると「袖
を絞る」事で「涙」を「流した」状態を表している
事が分かります。雄島のあまの「あま」も「水」
に関係がある言葉です。

 

 

アッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。

 


アッカド語   日本語    英語

 

 agyu       波      wave

          洪水      flood

          蝸牛は
          カタツムリ、

          角は高い
          波、洪水
          の如し、


          角出せ
          槍出せ
       
       


 nagya     流す、    to drink

          飲む、

          喉を潤す


 nagyu      海岸沿い   a coastal
          湖畔      area

          岸        shore    
          ナグ、      
          名護
 
 nagyu     島       an island

          与那国島

 nagyu     列島、     an archipelago
          群島、  
          島々 

 nagia'ni    列島、群島   plural
          など海岸を
          表す言葉の   archipelago 
         「複数」を
          表す言葉

 nagiu     nagyuと同じ

 


 gnw       水の     a body of
          本体、   water
          本質

 


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France