古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

イヌ・ビワ、イヌ・マキなどの語源、草木の名前

 日本人は「inw=イヌ」ビワやイヌ・マキなどは、オオイヌ・
ノ・フグリのように「本家の植物」に比べて「悪るい、劣る」
草木と考えているようですが、「犬=イヌ」の連想は過誤、
誤り、過ちだと推測されます。ヒエログリフ辞典を見ると
「inwn=イヌン=イヌの=草木」になっています。人間は
「草木」も「inw=見る」事が出来るので、草木に「inw」が
含まれているのは当然でしょう。


 ヒエログリフとシュメール語のアルファベット
 表記は次の通りです。

 

 ヒエログリ     日本語   英語
 シュメール語  
(大文字表記)

 

 inwn        草木、     (a plant)

 

             植物

 


 inw        出現、     appearance

           その場に
           現れる事、

           居る事

           外観、

           外見

           顔色      complextion 


           性格、     character
         
           特質


           色合い     colour    


           色合い、     hue

            色調  


           見かけ、    aspect

            側面


           自然      nature   

 

 inw       甘い物     something
          の種類     sweet

          (砂糖など)   (sugar)

 

 inH        周囲を      to surround
           取り巻く
          (環境など)


           囲む       to enclose


           封筒の      to envelope
           中に入
           れる


           中に       to encompass
           入れる、

           包囲する


           取り巻く      to hem in

 

 HAZ        筈は       ~ eyes
            目の
            関連用語


            目は口      a designation
            程に物      of eyes
            を言う

 

 


Middle Egyptian Dictionary
2018
Mark Vygus
(15.3 mb)
1143

 


The Pennsylvania
Sumerian Dictionary