古代の言語散策

ヒエログリフ、シュメール語やアッカド語など

2019-11-11から1日間の記事一覧

カチ・ンと来たの語源、命を失なったのと同じ程度の酷い仕打ちを受けた

ヒエログリフの「xati=xati-n=カチン」には「首を切り落された」意味がある事が分かると 「カチ・ン」と来た状態は「命を失なった状態に等しい」程の、「酷い仕打ちを受けた」事が分かります。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエロ…

死者を表す言葉の種類、首を勝ち取られた

ヒエログリフでは「死者」を表す言葉は多いようです。 口先だけで、仕事をしない「頭」「デッカチ=de-xati」な者は「頭を切り落されて」 「あの世逝き」となる場合が多いようです。敵に首を「切り落された」即ち「xati=勝ち」取られたならば、体の残りは「…

死者の語源、日没、西に逝った人、ヒエログリフ由来の言葉

日没の「没」は「死ぬ=見えなくなる=没する」状態です。 人間も「見ななくなる」と日没に例えて「西に逝った」と日本語では表現します。 沖縄では「西」に枕をしてはいけないと言われています。 「年」を表す英語の「year」の「y」の発音は「i」です。 「…

ハレの語源、ケの逆、二分法の良い方、稀な日

日本には「hal=hale=ハレ」と逆の「ケ」という二分法があります。「晴れ着」を着る日が「ハレ」の日で、それ以外の日が「ケ」に当ります。 シュメール語のアルファベット表記 は次の通りです。 シュメール語 日本語 英語 (大文字表記) HAL ハレ to divid…